月~土曜・祝日 10:00~16:00
未経験デザイナー会社就職後について
この記事ではグラフィックデザイナー未経験者が制作会社へ就職してからの試用期間から業務の流れについてお話していきます。皆さんはデザイン会社就職後はどんな業務から始めていくか想像できますか?ポートフォリオの評価も高かった!デザイン会社に就職したからにはデザインの仕事を任せられるはず!そんな事を考えなら初出勤した私の経験を元にお話をしていきたいと思います。
前回の記事では「デザイン会社未経験者の面接対策」について書いてます。本記事と合わせて読んで頂ければ就職活動へのイメージも更につかみやすいと思います。
本記事は就労支援事業所を利用される方だけではなく、一般の方が未経験から目指す場合にも役立つ内容になっています。
会社の試用期間について
皆さん試用期間はご存知でしょうか?
会社勤めされた経験のある方ならご存知かと思います。ご存知ない方のために簡単に説明すると「試用期間」とは正社員として仕事をする上で、その人が能力や適性を持っているかを判断するための企業側が設定している期間です。
一般的な企業での試用期間は1ヶ月~3ヶ月位になります。デザイン制作会社も一般企業と同じように1ヶ月~3ヶ月位の試用期間を設けています。
試用期間を終えて晴れて本採用となり正社員となります。しかし面接を合格したからと油断していると試用期間中に解雇となる場合もあります。ハラスメント、機密漏洩といった不正行為、重要な業務命令の拒否、就業規則の違反、常識を逸脱する勤務態度の悪さなどが解雇条件に該当します。
未経験時とは別ですが私は転職した際に試用期間終了後に辞退した経験があります。単純に試用期間中に会社が合わないと感じたからです。
私見ですが試用期間中は会社が正社員として相応しいか判断する面と就職者が会社を見極める期間でもあると考えています。デザイン会社未経験者の方は何もかもが初めての経験なので一番最初に就職した会社が普通なのかと感じる方が多いかと思います。
デザイン会社に限った話ではないですが、極端な長時間労働や過剰なノルマ、残業代・給与等の賃金不払、ハラスメント行為が横行する会社も実際に存在するので、何かおかしいと感じた時は職員、ご家族、ご友人にご相談ください。
デザイン会社試用期間中の業務について
会社によりますが試用期間中に現場で実際に仕事を進めながら先輩や上司から業務を教わっていきます。私が入社した制作会社も試用期間中に実務を進めながら会社での基本業務を先輩に教わりました。
初日では自己紹介や社員さんの紹介や業務の流れを一通り説明して頂き先輩方の仕事を横目に一日が終わりました。
当時新卒の私の指導には先輩デザイナーが付いて業務に関しては、その都度して教えて頂いたのですが、デザインを丁寧に教わった記憶はありませんでした。アートディレクターが作成したラフを元に先輩と私が仕上げる!仕上がりをアートディレクターがチェックし修正する事の繰り返しでした。デザインに関しては見て覚える、作って覚える、解らない箇所は聞きにいく、受け身ではなく自分主体で動かなければ会社でのデザインクオリティについて行けませんでした。
私が一番最初に任された制作物はチラシの中で使う地図でした。若さも相まってその当時の私はこんな地図なんて簡単過ぎると思いましたが、いざ作ってみると思ったように作れず苦戦した記憶があります。
「未経験からのデザイン会社就職後について」後編へ続く
ウィル事業所での学習について
ウィル事業所でグラフィックデザインを学ばれている方は未経験からスタートされた方ばかりです。
少人数制で一人ひとりの学習進行度に合わせた個別指導を行っています。わからない所は随時質問して頂き理解できるまで対応させて頂いてます。練習課題だけではなくなく実務案件を通して仕事の流れを体験し就職後の実作業に適応できるカリキュラムを組んでいます。現在ウィル事業所に通われて4ヶ月目で実務案件を進められている方もおられます。ウィル事業所ではグラフィックデザインの他にも動画編集、WEBデザイン、PC資格取得学習もございます。
2021年12月オープンから現在4名の方が就職されています。ご興味のある方は是非一度お問合わせください。
ウィル問い合わせ専用LINE
ID:Will12011107