デザイン会社未経験者の面接対策について

今回はデザイン会社未経験の方がデザイン制作会社の面接を受けるにあたり面接当日の持ち物、面接で聞かれること、服装についてお話していきたいと思います。皆さんのデザイン会社のイメージはどうでしょうか？おしゃれなイメージ？きらびやかなイメージ？カジュアルなイメージ？どんな心構えや服装で面接に挑むのが好ましいのかをお話していきます。

前回の記事では就労移行支援事業所ではどの程度までスキル習得ができるか？制作会社へ就職できるスキルは身に付ける事が出来るのか？について書いてます。本記事と合わせて読んで頂ければ就職活動へのイメージも更につかみやすいと思います。
本記事は就労支援事業所を利用される方だけではなく、一般の方が未経験から目指す場合にも役立つ内容になっています。

①持ち物　履歴書・職務経歴書・スキルシート

どの職種の面接を受ける場合でも必須ですね。
学歴やこれまでどんな仕事をしてきたのかが分かるよう前職での経歴、業務内容、実積など丁寧に記入したものを持参しましょう。スキルシートには自身が保有する資格や使用可能ソフト・使用年数、自己アピール等を記入していきましょう。書式は自由です。
制作会社に限らずですが、書類選考合格から面接の流れが多いと思います。最近見かける履歴書の中にワープロ打ちで作成されたものが多く見受けられます。あくまで個人的な感想になりますが、手書きで作成された履歴書の方が人柄が見えます。決して綺麗な文字ではなくてもいいですが、相手に読みやすく丁寧に書かれた履歴書は印象良く感じます。

②持ち物　ポートフォリオ（作品集）

グラフィックデザイナーの面接に欠かせない物の一つとしてポートフォリオ！！
持ち物の分類にしましたが書類選考の際に履歴書、ポートフォリオを求められることも多いです。
面接官はポートフォリオからあなたのスキルや資質を判断します。私が学生の頃はクリアフォルダーファイルに作品を印刷し、ファイリングしていました。最近ではタブレットに作品をファイリングされている方も居られます。WEBデザイナーを目指す方は、作ったサイトがスマホやタブレットで実際に動作してる所を見れる方が分かり易いと思います。
制作会社や仕事内容により求めているデザインの種類やテイストも違ってくるので、あらかじめ面接する会社向けの作品を制作しておくことも就職活動を成功させるための方法です。自分が将来どんな商品をデザインしたいかも考えておきましょう。ポートフォリオの内容に関しては就労支援事業所での課題だけを収めるのではなく自主的に制作を行ったものも入っていると面接官には好印象を与える事が出来ます。あと制作物に対してどういった意図で制作したかを説明できる事も大事です。

面接で聞かれることは？

グラフィックデザイナーの面接で聞かれることは、他の業界でも聞かれること同様、自己紹介や志望動機、どんな仕事がしたいか目標などが一般的です。他の業界と違うのは、ポートフォリオを見せながらアピールする場があることです。そこでしっかりと作品のコンセプトや自分はどういった考えを持って制作したかを話せるかが採用の分かれ目となりうります。商業デザイン以外の自己制作作品にも同じ事が言えます。
未経験でグラフィックデザイナーの面接を受ける場合、どれだけ熱意を伝えられるのかがキーポイントとなるでしょう。自己アピールできる材料を準備し、他業種の経験を活かせそうなら今までの経験を会社に対してどう活かせるかもアピールしましょう。グラフィックデザイナーに限らずですが他業種から転職をされる方は、数ある職種の中でなぜグラフィックデザイナーを目指すのかも聞かれる項目の一つだと思います。

面接当日の服装について

制作会社の面接において必ずしもリクルートスーツである必要はありません。制作会社は堅苦しくない社風であることが多いからです。だからといってあまりにもラフすぎる格好も良くありません。ビジネスカジュアルがベストかと思われます。
会社によってはビジネススーツの方が好まれる会社もありますので事前にホームページやSNSなどで社風を調べておくといいでしょう。

ウィル事業所での学習について

ウィル事業所でグラフィックデザインを学ばれている方は未経験からスタートされた方ばかりです。
少人数制で一人ひとりの学習進行度に合わせた個別指導を行っています。わからない所は随時質問して頂き理解できるまで対応させて頂いてます。練習課題だけではなくなく実務案件を通して仕事の流れを体験し就職後の実作業に適応できるカリキュラムを組んでいます。現在ウィル事業所に通われて4ヶ月目で実務案件を進められている方もおられます。ウィル事業所ではグラフィックデザインの他にも動画編集、WEBデザイン、PC資格取得学習もございます。
ご興味のある方は是非一度お問合わせください。